最近、さまざまなSNSや動画サイトなどで「脱毛」に関する広告を目にすることが増えてきたと思います。
そんな脱毛ですが、「美容脱毛」と「医療脱毛」にどんな違いがあるのか知っていますか?
この記事では、私が実際に「医療脱毛」を受けた経験談を交えながら、その両者の違いを詳しく解説していきます!
目次
✔️本記事の信頼性
- 日本化粧品検定1級
(1ヶ月足らずの勉強で一発合格)
- 英検準1級 & IELTs 6.0
(IELTs:高校3年生時に受験、リーディング7.0を記録)
- 大学特待生合格
(入試成績9割超え、塾講師歴2年以上)
- 超絶ニキビ肌から劇的回復させた経歴を持つ
(多岐にわたる化粧品・皮膚科を渡り歩いた)
- 2年以上の医療脱毛経験
(2年以上にわたり、計8回の脱毛を経験)
現役大学3年生。私自身の肌荒れを大克服した経験、受験に逆転合格した経験を生かし、「美容×勉強」は両立できる!をコンセプトにノウハウ発信中。
「美容脱毛」とは
そもそも「美容脱毛」とは、医療機関だけでなく、エステや美容サロンで行われる施術のことを指します。
「光脱毛」や「ライト脱毛」と呼ばれることもあり、毛の成長を遅らせることが主な目的だと言えるでしょう。
「美容脱毛」を行うのに特別な医療資格等は必要なく、誰でも簡単に施術を行うことができます。
そのため、脱毛時の照射力はそこまで強いものではなく、刺激に敏感な方や肌トラブルを避けたい方にはおすすめの方法です。
また、「美容脱毛」では、脱毛と同時に美容ケアが行えることも魅力的なポイントでしょう。
「医療脱毛」とは
「医療脱毛」は、医療関係者しか行うことができません。
そのため、施術が受けられる場所もクリニックや病院と限られているのです。
しかし、医療資格が必要なだけあり、脱毛時の照射力は非常に高く、唯一「永久脱毛」を行うことができます。
「永久脱毛」とは、完全に毛が生えてこない状態をさすのではありません。脱毛終了後、1カ月たった時点での毛の再生率(毛の本数)を20%以下にさせるのを「永久脱毛」といいます。
皮膚科岡田佳子医院ホームページ(https://okada-keiko.com/column/medicalhair-removal-beautyhair/)より
とはいえ、「美容脱毛」と比べ、刺激が非常に強く、痛みに弱い方や肌トラブルを避けたい方は要注意です。
「美容脱毛」3つのメリット
現在では、多くの美容脱毛サロンができています。
こうしたサロンで施術が可能な「美容脱毛」には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、3つに分けて紹介していきます!
1. 費用が安い
「美容脱毛」は「医療脱毛」に比べて、部位によりますが、「1回3,000円〜」と比較的安い価格で施術を受けることができます。
しかし、注意して欲しいのは、照射回数が多くなればなるほど、どんどん費用がかかってくる点です。
先ほども述べた通り、「美容脱毛」の方が照射力が弱いため、必然的に理想の濃さにするのに多くの照射回数が必要になっていきます。
そのため、
気づいたら「医療脱毛」より高くなっていた…
なんてことも珍しくないのです。
こうした後悔をしないためにも、「美容脱毛」をする際は、回数無制限なプランがあるところを選ぶと良いでしょう。
2 . 痛みが少ない
「美容脱毛」は、一般的に「光脱毛(フラッシュ脱毛)」と呼ばれる脱毛方式で行われるため、比較的少ない痛みでの施術が可能です。
痛みに弱い方や、少し毛を薄くしただけな方は、「美容脱毛」で痛みを抑えつつ脱毛するのがおすすめです。
とはいえ、もちろん痛みの感じ方には個人差がありますので、事前に試し打ちをしてもらうなど対策が必要でしょう。
3 . 肌へのダメージが抑えられる
「美容脱毛」は、レーザーの照射力が優しいため、肌へのダメージも少なく施術を受けられます。
加えて、脱毛だけでなく美肌ケアをしてもらえる点も魅力的でしょう。
マッサージや美肌パックなど、エステサロンならではの施術を同時に受けられます。
「美容脱毛」3つのデメリット
ここまで「美容脱毛」のメリットを紹介してきました。
しかしながら、少なからずデメリットもあります。
ここでは、「美容脱毛」のデメリットを3つ紹介していきます!
1 . 効果が出るまでに時間がかかる
「脱毛」では、レーザーや光で毛根にダメージを与えることで、毛の発生周期を遅らせたり、その濃さを薄くしたりといった効果を得ることができます。
この毛根へのダメージを与えるためのレーザーや光の出力が、「美容脱毛」の場合、「医療脱毛」と比べて弱くなってしまうため、1回の施術で得ることができる効果が少なくなります。
そのため、必然的に「医療脱毛」と比べ、多くの回数施術をしなければいけなかったり、結果的に費用が多くかかってしまったりすることがあるのです。
2 . トラブル発生時の対応があまり期待できない
「美容脱毛」の場合、その施術者は「医師や看護師」ではなく「一般人」でも行うことが可能です。
そのため、万が一施術中にトラブルがあった際でも、迅速な医療行為は期待できません。
もちろん、ほとんどの美容サロンでは、トラブル時の対応フローが組まれているはずですが、それでも医療従事者のできる範囲と比べると、手厚いとは言えない現状があります。
3 . 「永久脱毛」ができない
先ほどにも述べた通り、「美容脱毛」の場合、その施術は医療関係者でなくても可能です。
そのため、医療機関でない美容サロンなどでの施術では、医療行為にあたる「永久脱毛」を行うことができません。
あくまで、「毛が生えてくるのを抑える(抑毛)」程度の効果しか得られないのです。
「医療脱毛」の5つのメリット
ここからは、私が実際に受けた「医療脱毛」についてのメリットを5つに分けて紹介していきます!
私の経験談を中心にまとめていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
1 . 高い脱毛効果が得られる
「医療脱毛」の場合、医師や看護師による施術となるため、医療行為にあたる「永久脱毛」をすることが可能です。
また、「美容脱毛」に比べ、毛根に与えるダメージが大きく、毛根を破壊できるほどの高出力レーザーによる施術を受けることができるため、高い脱毛効果を早い段階で実感できます。
私の場合は、1回目の施術から脱毛効果を実感することができました。
最初の1.2週間は、脱毛の副作用で少し毛が濃くなってしまうのですが、副作用期間を乗り越えると、朝の髭剃りで髭がぽろっと落ちる感覚を味わうことができます。
初めてのときは、感動で開いた口が塞がりませんでした…
2 . 短い期間・回数で効果が感じられる
上記で述べたとおり、「医療脱毛」で使われるレーザーは、非常に照射出力が高いため、1度の照射で高い脱毛効果を得られます。
そのため、必然的に脱毛回数も少なく、トータル期間も短く済ませることができます。
一般的に、「美容脱毛」では、理想的な効果が得られるまでに、平均10-15回かかると言われています。
一方で、「医療脱毛」の場合は、平均5-6回で十分脱毛効果を感じられるため、脱毛期間も1-2年ほどで済んでしまうのです。
私の場合も、7回ほど脱毛をした時点で、ほとんど目立たなくなっていました。
3 . トラブル時のサポートの充実
「医療脱毛」の場合、医師常駐のクリニックでのみ施術が可能であるため、万が一のトラブルが発生しても、迅速で適切な処置が期待できます。
「美容脱毛」と比べ、照射出力の高さから、肌トラブルも起こりやすいです。
私も肌が弱い方ですが、施術を受けてから1週間はニキビのような肌荒れが生じてしまいます。
このように施術により肌荒れ(毛膿炎)ができてしまったとしても、クリニックから直接、処置や薬の処方を受けることが可能です。
また、こういった手厚いサポートを売りにしている脱毛クリニックも多数存在しています。
4. 脱毛前より肌が綺麗になる
髭が薄くなるだけでなく、肌が綺麗になるってほんと?
と疑問に思う方もいるかもしれません。
私は、脱毛を始める以前、ニキビに悩まされていました。
毎日、髭を剃っていたら肌が荒れてしまうのも当然です。
しかし、脱毛を始めてから、肌のお手入れにより気を使うようになり、髭剃りの回数も減っていき、みるみる肌が綺麗になっていきました。
加えて、脱毛することで毛穴が引き締まるため、毛穴も目立たなくなっていきました。
このように、「医療脱毛」することで、美容効果も同時に得ることができるのです。
5. 痛みを軽減できる
「医療脱毛」は医療機関で行われるため、医療機関でしか使えない「麻酔」を利用することができます。
クリニックによって種類は様々ですが、「麻酔クリーム」や「笑気麻酔」などが一般的でしょう。
確かに、「美容脱毛」と比べて痛みは段違いですが、これらの麻酔を使用することで、できる限り痛みを抑えた形で「医療脱毛」を受けることができるのです。
「医療脱毛」の3つのデメリット
ここまで多くのメリットを挙げてきました。
しかし、当然ながら「美容脱毛」と同様に、デメリットも少なからず存在します。
ここでは、3つのデメリットを紹介します!
1 . 費用が高い
「医療脱毛」は高い脱毛効果が期待できる反面、保険が適用されないため、部位によりますが、1回20,000円ほどかかってしまうところがほとんどです。
もちろん、多くのクリニックで回数プランを利用することで、1回あたりの施術代を抑えて脱毛できます。
また、全身脱毛ともなると、合計で30万円前後の費用が必要となってきます。
一見、高額な費用すぎると思われがちですが、同じ脱毛効果を得ようと思うと、「美容脱毛」より安価で済むこともあるため、一概に「医療脱毛」の方が高いとは言い切れません。
2 . 痛みが強い
「医療脱毛」は先ほども述べた通り、高い脱毛効果が期待できる「高出力レーザー」が使用されます。
そのため、毛根に与えるダメージも高く、根本から破壊できるほどです。
しかし、その反面、どうしても痛みは強くなってしまいます。
そこで、多くのクリニックでは医師常駐という強みを生かし、脱毛クリームや笑気麻酔といった「痛み」に対するケアを行なっています。
3 . 肌荒れのリスクがある
「医療脱毛」は毛根に与えるダメージが強い分、肌に与えるダメージも結果的に強くなってしまいます。
そのため、「美容脱毛」に比べ、「毛膿炎」と呼ばれるニキビのような症状が出てしまうリスクが高いです。
私も、元々とても肌が弱い方で、最初に施術した後には、主にフェイスラインにニキビにような症状が強く出てしまいました。
しかし、処方された薬を使用することで2週間後には元通りの肌に戻すことができました。
それどころか、今では過去最高に肌の治安がいいです!
メリット・デメリット比較
「美容脱毛」と「医療脱毛」のメリット・デメリットをそれぞれわかりやすく比較するとこのようになります。
脱毛の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
美容脱毛 | ・費用が安い ・痛みが少ない ・肌へのダメージが少ない | ・効果が出るまで時間がかかる ・トラブル時のサポートが期待できない ・「永久脱毛」ができない |
医療脱毛 | ・高い脱毛効果 ・短期間での効果の実感が可能 ・トラブル時のサポート充実 ・脱毛前より肌が綺麗になる ・痛みを軽減できる | ・費用が高い ・痛みが強い ・肌荒れのリスクがある |
これらを見てもわかる通り、「美容脱毛」にも「医療脱毛」にもそれぞれの長所・短所があり、一概に「こっちの方が絶対に良い!」とは言い難いのです。
いくら高い脱毛効果を得たくても、痛みに非常に弱い人であれば、「美容脱毛」の方が適していると言えます。
一方で、痛みにある程度耐性があり、短期間で高い効果を実感したい人であれば、「医療脱毛」の方が適していると言えるでしょう。
まとめ:情報を正しく整理する
安い!早い!痛くない!
といった目先の情報だけで判断することが得策ではないことがわかっていただけたと思います。
とはいえ、経済的な状況や肌質はどうしようもないことです。
しかし、それぞれのメリット・デメリットをよく理解した上で最終決断をしてください。
やっぱりこっちにしておけばよかった…
なんてことにならないよう、こういった実体験に基づいた情報や、実際にクリニックのカウンセリングを受けるなどして、正しい情報を手に入れましょう。
そして、理想の見た目に少しでも近づけることで、自分に自信を持ちましょう!
自信がある人は、異性からも同性からも魅力的であることは、言うまでもありません。