メンズメイク市場がどんどん拡大していく中、スキンケアをする男性もどんどん増えています。
これは男子高校生でも例外ではありません。
特に、高校生はホルモンバランスの影響で肌が荒れやすい年齢です。
正しいスキンケアの知識を身につけて、周りの女子からの目を釘付けにしましょう。
この記事では、
- 男子高校生にスキンケアが必要な理由
- 正しいスキンケア方法
- スキンケア以外にもするべき美肌習慣
についてご紹介します。
目次
✔️本記事の信頼性
- 日本化粧品検定1級
(1ヶ月足らずの勉強で一発合格)
- 大学特待生合格
(入試成績9割超え、塾講師歴2年以上)
- 超絶ニキビ肌から劇的回復させた経歴を持つ
(多岐にわたる化粧品・皮膚科を渡り歩いた)
- 2年以上の医療脱毛経験
(2年以上にわたり、計8回の脱毛を経験)
現役大学3年生。高校3年間をニキビで台無しにしたが、正しい肌知識を元に必死で奮闘した結果、1年で人から褒められるまでに回復させた経歴を持つ。
「メンズ美容を当たり前に。」をコンセプトにノウハウ発信中。
男子高校生がスキンケアをするべき3つの理由
男子高校生になってくると、周りの友達からの目が気になりますよね。
それに加えて、10代後半から徐々に肌が荒れやすくなっていくのもまた事実です。
ここでは、なぜ男子高校生でもスキンケアをするべきなのかについて、3つのポイントに絞りご紹介します。
1. 男の肌は女の子の肌よりも荒れやすい
そもそも男の肌は、女性の肌と比べ水分量は半分以下しかないにもかかわらず、皮脂の分泌量は2-3倍ほどと言われています。
これは男性ホルモンの影響とされていますが、高校生の時期からホルモンバランスが崩れやすくなっていくのです。
そのため、中学生までは肌荒れがなかったが、高校生になってからよくニキビができるようになった、などの事例が発生していきます。
2. 女の子は男子の肌をよく見ている
男子の肌に関するイメージ調査(ハダミス調べ)によると、約85%の女子高生が「男子の肌が気になったことがある」と回答しています。
つまり、約9割近くの女子は、男子の肌を気にしているということです。
女性は日頃から、肌のお手入れに力を入れているため、異性の肌にも敏感な傾向があると言えるでしょう。
3. 9割近くの女の子が男のスキンケアに賛成
さらに、先程の調査によると、男子のスキンケアに賛成と答えた女子高生はなんと94%にものぼりました。
日々スキンケアをすることで、肌の清潔感を保つことが、女子からの目には好印象に映っているということです。
肌が荒れていて嫌悪感を持つ人はいても、肌が綺麗で嫌悪感を持つ人はまずいません。
男子でもスキンケアをすることは、恥ずかしいどころか、スキンケアをしていない方が恥ずかしいなんてことになりかねないのです。
【5ステップ】男子高校生向け正しいスキンケア方法
ここでは、男子高校生でも可能で、実践すべきスキンケア方法について、5つのステップでご紹介します。
1. 洗顔
洗顔は「スキンケアの命」です。
そのため、正しい洗顔ができていないと最大効果を発揮できなくなってしまいます。
以下に洗顔時の重要ポイントをまとめておきますので、参考にしてみてください。
- モコモコ泡を作る
- 優しく円を描くように転がす
- 30秒から1分以内で済ませる
- おでこの生え際など洗い残しは厳禁
2. 化粧水
洗顔後の肌は水分量が少なく、非常にデリケートな状態です。
そのため、化粧水を使いしっかりと肌の水分補給をしてあげましょう。
100円玉から500円玉くらいの量を手に取り、優しく包み込むように馴染ませるのがコツです!
くれぐれもゴシゴシこすったり、パチパチ叩いたりするのはやめましょう。
ラップほどの厚さしかない肌表面を傷つけることになります。
3. 乳液
肌の保湿は化粧水だけでは不十分です。
化粧水で水分補給をした後は、乳液で水分を閉じ込めてあげましょう。
ただし、皮脂の分泌が多くなる高校生は、大量につけすぎてしまうと、かえって皮脂詰まりの原因となりかねません。
そのため、メーカーのパッケージやホームページに記載されている適切な量を使うようにしましょう。
それでも気になる場合は、気になる部位には少なめに塗るなどの対策をするのがおすすめ!
4. 日焼け止め
日焼け止めは、外に出て紫外線を多く浴びがちな高校生には必須アイテムです。
紫外線は、シミやたるみといった多くの肌トラブルを引き起こします。
3-4時間おきに塗り直すことで、継続的に紫外線から肌を守りましょう。
5. ニキビ薬
医師から処方されたニキビ薬であれば、ほとんどの場合、紫外線に弱い性質があるため、医師からの説明通り、夜寝る前にのみつけるようにしましょう。
処方されるニキビ薬は非常に効果が強く、刺激も強いため、塗りすぎは厳禁です。
適切な量を適切な回数使用することで、少しずつ治していくのが1番の近道となります。
男子高校生におすすめな化粧水5選
ここまで具体的なスキンケア方法について解説しました。
ここからは、高校生でも買える、コスパも良い&品質も良いおすすめ化粧水をご紹介します。
1. オルビス クリアフルローション
オルビス クリアフルローション
メンズ用スキンケア化粧品ブランドであるオルビスが出しているこの化粧水は、私も高校生の頃使っていました!
「アロエエキス」や「ヨモギエキス」をはじめとする多くの保湿成分だけでなく、「グリチルリチン酸ジカリウム」といった肌荒れへの有効成分も配合されているため、ニキビや肌荒れで悩んでいる方におすすめです。
2. オルビス ミスターエッセンスローション
オルビス ミスターエッセンスローション
1つ目と同様にオルビス社が出しているこちらの化粧水は、「クリアフルローション」と比べ、価格が500円ほど高くなっています。しかし、美容成分が90%以上も配合されているため、さらにワンランク上のスキンケアをしたい方におすすめです。
また、リニューアルして、容量が180mLと大容量になったのも魅力の1つです。
3. ファンケル アクネケア 化粧液
ファンケル アクネケア 化粧液
化粧品ブランド「ファンケル」が出しているこの化粧水は、とにかくニキビケアに特化した化粧水と言えるでしょう。
肌荒れやニキビに有効な成分である「グリチルリチン酸ジカリウム」「トラネキサム酸」が配合されています。
また、「梅果実エキス」をはじめとするさまざまな成分を配合することで、毛穴詰まりを防いだりと、ニキビ肌脱却におすすめの化粧水です。
4. キュレル 化粧水 Ⅲ
キュレル 化粧水 Ⅲ
大手化粧品会社であるキュレルが出すこの化粧水は、「セラミド機能カプセル(保湿)」を配合しており、洗顔後の「無防備肌」に、速やかに角層まで潤いを届け、抱え込むように保つ効果があります。
また、「ユーカリエキス」を配合しているため、外部からの刺激で肌が荒れることを防いでくれます。
5. ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー
ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー
ドンキホーテやドラッグストアでもよく見かけるハトムギ化粧水は、なんといってもコスパの良さが1番のおすすめポイントです。
500mLもの大容量で、非常にお手頃な価格で買えるため、使えるお金に制限のある高校生にはもってこいでしょう。
また、天然保湿成分である「ハトムギエキス」も多く配合されているため、保湿力にも優れています。
【肌荒れを防ぐ】男子高校生向け5つの洗顔料
ここでは、特に肌荒れに悩む男子高校生におすすめの洗顔料をご紹介します。
1. オルビス クリアフル ウォッシュ
オルビス クリアフル ウォッシュ
低刺激なモコモコ泡が作れるため、角栓に詰まった皮脂まで吸着し、ニキビや肌荒れの原因を取り除いてくれます。
また、「グリチルリチン酸ジカリウム」「トラネキサム酸」などのニキビへの有効成分も含まれているため、肌トラブルに悩む高校生にはおすすめです。
2. オルビスミスター フォーミングウォッシュ
オルビスミスター フォーミングウォッシュ
肌荒れに悩むメンズにおすすめなこちらの洗顔料は、摩擦を無くすための泡立てを即座に行うことができるため、朝の時短をしたい人におすすめです。
また、「皮脂吸着微粒子」と「モロッコ溶岩クレイ」が配合されているため、毛穴のすみずみまで汚れを吸着しスッキリ洗い流してくれます。
3. 無印良品 マイルド保湿洗顔フォーム
無印良品 マイルド保湿洗顔フォーム
天然潤い成分である「あんず果汁」「桃の葉エキス」が配合されているため、洗顔後の肌もしっとり状態を保ってくれます。
また、キメが細かく、弾力のある肌が特徴的です。
全国の無印ショップだけでなく、オンラインでも安く買えます。
4. 薬用ハトムギ洗顔フォーム
薬用ハトムギ洗顔フォーム
衝撃的な安さで有名なハトムギシリーズのこちらの洗顔料には、ニキビに有効な成分である「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されています。
また、「ヨクイニンエキス」と「ヒアルロン酸」といった保湿成分も多く配合されているため、素肌の潤いを保ちながら、毛穴汚れを除去してくれます。
5. 薬用ニキビ専用石けん Non A.
薬用ニキビ専用石けん Non A.
この石けんは、私が3年以上愛用しているおすすめの洗顔料です。
医薬部外品であるこちらの石けんは、何よりもモコモコできめ細かい泡立ちが特徴的!
消炎作用のある「甘草成分」や皮脂の抑制を促す「ダイズエキス」などが配合されています。
ニキビ肌の方に特におすすめです。
男子高校生でも使える美容グッズ3選
ここでは、お手頃だけど使うとスキンケア効果が高くなるおすすめアイテムを3つご紹介します。
1. モコモコ泡で洗える! 洗顔ネット
洗顔ネットは、洗顔料をモコモコの泡にするのに非常に役立ちます。
確かに自分の手だけで洗顔料を泡立てることもできますが、ネットを使うだけで、一瞬でモコモコの泡を作ることができるのです。
肌との摩擦をなるべく減らすためにも、洗顔ネットを使うようにしましょう。
100円ショップでも買えます!
2. 洗顔&ボディシート
特に夏場の時期は、体育の後や部活の後にフェイスシートやボディーシートをよく使うのではないでしょうか。
フェイスシートは、汗による皮脂詰まりを予防するのに非常に効果的です。
ただし、ボディ用のシートは、清涼成分が多く含まれ、顔には少し刺激が強すぎる場合があるので、それぞれの用途にあった正しい使い方をしましょう。
3. 【テカリ防止】フェイスパウダー
思春期の男子高校生が悩みがちな、皮脂の過剰分泌による肌のテカリは、フェイスパウダーで解決できます。
フェイスパウダーは、肌から分泌される皮脂を吸着してくれ、テカリやベトベトを抑えてくれる優れものです。
加えて、非常にコンパクトなことが多いため、持ち運びにも便利です。
テカリが気になったときに、その都度使うのが良いでしょう。
男子高校生でもできるニキビを防ぐ5つの生活習慣
先ほども説明した通り、男性ホルモンの影響でニキビができやすい男子高校生ですが、スキンケアの他にもニキビを防ぐ方法はあるのでしょうか。
ここでは、私が実践した上でおすすめできる5つの生活習慣についてご紹介します。
1. サプリメントでビタミン補給
肌荒れは、外からだけでなく、内側からもケアしていくことが重要です。
そのため、肌荒れ防止に役立つビタミンをサプリメントで補給してあげましょう。
おすすめのビタミンは以下の通りです。
- ビタミンC:コラーゲンの生成やシミ予防の効果あり
- ビタミンB:皮膚のターンオーバーの促進、乾燥防止効果あり
- 亜鉛:皮膚の再生、薄毛防止効果あり
毎日サプリメントを飲むことを習慣化することで、内側からも肌荒れにアプローチしていきましょう。
2. ジュースから水へ
そもそも、油分や糖分の摂りすぎは肌荒れだけでなく、体調不良にもつながります。
つまり、毎日大量の糖分が含まれたジュースを習慣的に飲むことは、肥満や肌荒れ、ニキビの原因となってしまうのです。
世界保健機関(WHO)によると、1日の摂取すべき糖分の量は、総カロリー量の5%とされています。
これは、平均的な大人であれば25gを意味します。
しかし、炭酸飲料は平均で40〜65g、スポーツドリンクでも20〜34gの砂糖が含まれているのです。
25gは、普通に食事をしていれば簡単に摂取できる量なので、普段の水分補給はなるべく「水」にしましょう。
3. 早寝早起き
寝てる間に分泌される成長ホルモンは、肌の修復を助けてくれます。
しかし、成長ホルモンは、夜12時から2時の間が最も多く分泌されます。
そのため、夜更かしをしていると、最大限成長ホルモンの恩恵を受けることができず、結果的にモテ肌まで回り道となってしまうのです。
しっかりと夜12時までには寝るように心がけましょう。
4. まずは皮膚科で相談
多くの人は、皮膚科に行くのがめんどくさい、皮膚科に行くとお金がかかるといった理由で「自力」か「市販の薬」でニキビを治そうとしがちです。
しかし、皮膚科に行くことが1番の近道であり、最も低コストでニキビ治療ができるということを覚えておいてください。
皮膚科で処方してもらえる「医薬品」は、厚生労働省から効果が認められた薬です。
一方で、市販で買えるのは「医薬部外品」であり、肌表面の「角層」までのアプローチしかできません。
そのため、一定の効果はあるかもしれませんが、「医薬品」には勝てないのです。
日々の生活習慣で気をつけるべきことも相談できるため、まずは皮膚科に行くことをおすすめします。
医薬品とは、主に「治療・予防」を目的にに用いられ、配合されている有効成分の効果・効能が認められているものを指す。
医薬部外品とは、主に「防止・衛生」を目的に用いられ、一定の濃度で配合されている有効成分の効果・効能が認められており、人体に対する作用がおだやかなものを指す。
ZOO Medical-OTC医薬品の分類や医薬部外品との違い、すっきり説明できますか?
5. 無心で継続
肌荒れ・ニキビとの戦いにおいて、最も重要なのは「継続すること」です。
多くの人は、毎日スキンケアをして、薬を飲んで、生活習慣に気をつける生活が苦に感じてしまい、途中で挫折し、結果的に全く肌荒れが治らない事態になってしまいます。
ニキビとの戦いは長期戦です。
毎日コツコツと真面目に実践し続けた人が、モテ肌を手に入れることができます。
人は習慣化するのに3週間かかると言われていますが、逆に3週間耐えれば、毎日のルーティーンとして続けられるようになるのです。
スキンケアアイテムを揃えるのも良いですが、まずは「続けること」に重点を置きましょう。
まとめ:高校生でもスキンケアは必須
肌が荒れやすい年頃である高校生は、自由に使えるお金も少なく、時間の拘束もあるでしょう。
十分なスキンケアをすることは難しいかもしれません。
しかし、本気でモテ肌を手に入れたいならば、何かを犠牲にしても真剣に取り組みましょう。
そうすれば気づいた時には、周りの人から肌を褒められるまでになり、スキンケアノウハウを人に発信するようになっているかもしれません。
私がその一例です。