「毎日スキンケアをやっているのになかなか効果が実感できない」
「スキンケアを始めたいけどどうすれば自分の肌質がわかるんだろう」
このようなお悩みを抱えていませんか。
この記事では、セルフでできる簡単肌質チェック方法についてご紹介します!
目次
✔️本記事の信頼性
- 日本化粧品検定1級
(1ヶ月足らずの勉強で一発合格)
- 大学特待生合格
(入試成績9割超え、塾講師歴2年以上)
- 超絶ニキビ肌から劇的回復させた経歴を持つ
(多岐にわたる化粧品・皮膚科を渡り歩いた)
- 2年以上の医療脱毛経験
(2年以上にわたり、計8回の脱毛を経験)
現役大学3年生。高校3年間をニキビで台無しにしたが、正しい肌知識を元に必死で奮闘した結果、1年で人から褒められるまでに回復させた経歴を持つ。
「メンズ美容を当たり前に。」をコンセプトにノウハウ発信中。
4つの肌質の特徴とは?
そもそも、肌質とは肌の「水分量」と「皮脂量」によって決まります。
自分の肌が、どちらの要素に傾いているのかを正確に把握することが、肌質理解への近道です。
ここではまず、それぞれの肌タイプの特徴についてご紹介します。
1. 普通肌
肌の「水分量」「皮脂量」共に、ちょうど良いバランスで整えられている肌のことを指します。
「ノーマルスキン」とも呼ばれ、肌のバリア機能やターンオーバーが正常な状態であるため、肌トラブルが少ないことが特徴です。
肌のキメが整っており油断しがちですが、毎日のスキンケアを欠かしてしまうと、肌トラブルにつながる恐れがあります。
2. 脂性肌
肌の「水分量」「皮脂量」共に通常より多く、ニキビや肌のテカリといった肌トラブルに悩まされやすい肌のことを指します。
皮脂の過剰分泌により、顔のテカリやべたつき、皮膚が厚いことによる毛穴の開き、頬の赤みなどが目立ちやすいです。
また「インナードライ」と呼ばれる、肌内部の乾燥が原因で脂性肌になっている場合もあります。
3. 乾燥肌
肌の「水分量」「皮脂量」が共に通常より少ない状態の肌のことを指します。
「ドライスキン」とも呼ばれ、特に口や目、頬の周りが乾燥しやすいです。
肌のキメが細かく、毛穴も小さいですが、カサカサになりやすく、肌のバリア機能が低下しているため、肌トラブルに悩まされやすいのが特徴です。
4. 混合肌
肌の「皮脂量」は多いのに「水分量」が少ないため、部分的に乾燥してしまう状態の肌のことを指します。
「乾燥肌」と「脂性肌」が混在しているような状態なため、非常に見分けるのが難しい肌質です。
おでこから鼻にかけての「Tゾーン」は皮脂の分泌量が多いためテカリやすい一方、頬などの「Uゾーン」は乾燥しやすく、かさつきやすいのが特徴と言えるでしょう。
5. 敏感肌
度重なる肌トラブルやアレルギー反応などで、肌の状態が不安定になっている肌のことを指します。
肌のバリア機能が低下しており、スキンケアをするだけでも顔に赤みやかゆみが出てしまう人もいるほどです。
肌質に合わないスキンケアをしていたり、そもそも体質的に肌が刺激に弱いこともあるため、ストレスや疲労によって肌の状態が左右されやすいでしょう。
セルフでできる?肌質チェック方法2選
ここからは、セルフでできる肌質チェック方法を2つご紹介します。
どのくらい時間があるかでどちらの方法を使うか選ぶと良いでしょう。
とはいえ、どちらも行うことで勘違いを防ぐことも重要ですので、時間が許すならばどちらの方法も試してみることをおすすめします。
1. 朝起きてすぐできる肌質チェック
朝起きてすぐの肌状態(頬からフェイスラインにかけてのUゾーン)を確かめるだけで、簡単に肌質がチェックできる方法です。
以下の表に沿って、朝起きた状態の自分の肌を確認してみましょう。
肌質 | 起床時のUゾーン(ほっぺ+あご)の状態 |
---|---|
普通肌 | べたつきも、カサつきも、ほとんどない。 |
乾燥肌 | 全体的にカサついている。 |
脂性肌 | 全体的にべたつき、カサつきはない。 |
混合肌 | べたつき部分が多いが、カサつきも少しある。 |
2. 洗顔後時間をおいてみる肌質チェック
この方法は、洗顔をしてタオルで拭いた後、一定時間放置した上で、肌の状態がどうなっているかを確かめることで肌質をチェックする方法です。
とはいえ、長時間の放置は厳禁ですので、必要最低限の時間で行うようにしましょう。
放置時間の目安は、以下を参考にしてください。
- 夏:10分程度
- 冬:5分程度
洗顔後、一定時間が経過したら、早速鏡で自分の肌の状態を確認してみましょう。
このとき、あぶらとり紙を「Tゾーン(おでこや鼻)+ほっぺた」に10秒ほど押しつけ、皮脂のつき具合もチェックします。
あとは、以下のフローチャートに従って、自分の肌質を診断してみましょう!
肌質別おすすめスキンケア方法
自分の肌質がわかったら、その肌質に合った適切なスキンケアを学びましょう。
ここでは、それぞれの肌質に適したスキンケア方法をご紹介します。
1. 普通肌
普通肌の人は、その他の肌タイプの人よりも肌トラブルに悩まされることは少ないでしょう。
しかし油断してしまうと、季節によって肌トラブルが発生することもあります。
そのため、夜のお風呂上がりには、しっかりと保湿をした上で、体に良い生活習慣を心がけましょう。
今は「普通肌」でも、季節によっては「乾燥肌」や「脂性肌」に変わりかねないことを覚えておいてください。
2. 脂性肌
皮脂の分泌量が多い「脂性肌」の人は、洗顔やクレンジング時にしっかりと皮脂汚れを落とすことが重要です。
- 洗浄力の比較的強いクレイ系の洗顔料
- オイルタイプのクレンジング
以上の2つが脂性肌の方におすすめの洗顔料・クレンジングです。
また、肌がベタつきがちだからといって、化粧水のみでスキンケアを終えてしまうのは危険なため控えましょう。
肌内部が乾燥している「インナードライ」の状態を見落とすと、肌が乾燥から守ろうと余計な皮脂を出し続けてしまうのです。
日々のスキンケアに適切な量の「乳液」を加えることで、肌に水分を閉じ込めてあげましょう。
ただし「乳液」の使いすぎは、皮脂詰まりの原因となるため気をつけてください。
日々の食生活で糖質や脂質の多い食事を摂っていたり、十分な睡眠をとっていなかったりすることも、脂性肌を促してしまうため、自分の生活習慣を見直すこともおすすめです。
3. 乾燥肌
「乾燥肌」の方は、慢性的に肌の水分が足りていないため、日々のスキンケアでも「保湿」が最も重要と言えるでしょう。
そのため、
- セラミド
- ヒアルロン酸
- アミノ酸
- ワセリン
といった保湿成分が多く含まれた化粧水や乳液がおすすめです。
また、過度に洗浄力が強い洗顔料やクレンジングを使うことは、肌のさらなる乾燥を招くためご法度です。
- クリームタイプのクレンジング
- アミノ酸系の洗浄力が比較的弱い洗顔料
を使うようにしましょう。
4. 混合肌
「乾燥肌」と「脂性肌」が混在している「混合肌」の方は、部位ごとに強弱やスキンケアを変えていく必要があります。
- Tゾーン(おでこや鼻):脂性肌と同様のスキンケア
- Uゾーン(頬やフェイスライン):乾燥肌と同様のスキンケア
部位ごとの肌質に合わせた適切なスキンケアを意識しましょう。
とはいえ「Tゾーンはベタつくから保湿しない」のような極端な使い分けは避けてください。
「保湿」はスキンケアの基本ですので、欠かすことのないようにしましょう。
5. 敏感肌
「敏感肌」の方は、さまざまな要因で肌のバリア機能が低下しており、少しの刺激で肌トラブルが引き起こされる可能性があります。
慢性的な乾燥や間違ったスキンケア、ストレスや疲労の蓄積などが原因と考えられているため、これらの原因を1つずつ解決していくことを心がけましょう。
まずは生活習慣を見直し、皮膚科医に相談しながら日々のスキンケアを決めていくことがおすすめです。
肌質チェックで学生が気をつけたいポイント
特に男子高校生の方は、肌質チェックの際に気をつけるべきポイントがあります。
それは、上記で紹介した肌質チェック方法で「脂性肌」の特徴に当てはまったとしても、実際の肌質とは異なる可能性があることです。
というのも、思春期の男の子は、男性ホルモンの影響で皮脂の分泌量が多くなり、ニキビができやすくなります。
そのため、誤って「脂性肌」だと思い込んだままスキンケアを行なっていると、逆効果となりうるのです。
本格的に自分の肌質を理解したい方は、ドラッグストアやオンライン診断サイトなどを活用してみるのも良いでしょう。
まとめ:自分の肌質を理解するところから
スキンケアは継続が命です。
毎日続けるスキンケアだからこそ、正しい方法で続けたいですよね。
正しいスキンケア方法を身につけるためにも、まずは自分の肌質を理解するところから始めましょう。